“世界いち気持ちいい介護”を体験してみよう!(でぃぐにてぃ訪問介護体験レポ)
学生の目線で、介護の可能性を“もっと”探るand more project。
普段触れる機会が少ない訪問介護サービスについて学びを深めようと、新宿で訪問介護サービスを手掛ける株式会社でぃぐにてぃへ伺った私たち。
前回までの記事(① ②)では代表の吉田さんやスタッフの方々に様々なお話を伺いました。
そして今回は、実際にどんな風に”世界いち気持ちいい介護”をされているのか知るべく、ご自身も障害の当事者として介護サービスを利用されている代表の吉田さんのお宅で、訪問介護の現場を体験させていただくことになりました。
【お話を伺ったでぃぐにてぃの皆さん】
【取材したand more projectのメンバー】
習うより慣れよ。起床介助に挑戦!
まずは、吉田さんの起床介助のお手伝いをさせて頂くことになりました。
本日はよろしくおねがいします!
さっそくだけど、僕のこと右に向けてくれる?(笑)
まずはさてぃーが手探りで挑戦…!
吉田さんの背中に手を回し、右側に向いてもらうよう力をこめます。
下田さん、お手本をお願いします!
下田さんのお手本。ご自身もベッドに上がりながら、スムーズに介助をされます。
①吉田さんの左足を曲げて、向きたい右方向に倒す。 ②自分の足もベッドに上げて重心を分散させる。 ③吉田さんの腰を支えながら、吉田さんの左手を引っ張る。 これで、簡単に右を向くことができます!
下田さんに教わったことを意識しながら、再チャレンジ。先ほどよりもスムーズに吉田さんに体を動かしてもらえました。
介護する側もされる側も、負担が少ない介護へ。
今度は、ひびきが衣服(ズボン)の着脱のお手伝いをします。
先ほど学んだことを活かしながら、工夫してみます…。
下田さん、よろしくお願いします!
①吉田さんの片足を曲げて、内側に倒す。 そうすると腰が上がってズボンをあげられるんだよ。
②曲げた足の腰に手を入れて、持ち上げる。
しかも、ベッドの上に膝立ちして重心を置くと腰も痛くないです!
ここでベッドから車椅子へ移譲するためのリフトが登場!
リフトを使って吉田さんの体が宙に浮きます。器具があることで人の力だけで移乗するよりも安定しているように見えます。
補装具費支給制度を使えばそこまで高くない値段で手に入るし、収納も車椅子と組み合わせればそこまでかさばらないからオススメだよ。
“相手の目線”に寄り添うことで、介護はもっと気持ちいい。
ズボンの着替えを終え、車いすに移った吉田さんが、さてぃーを呼び寄せます。
順調にTシャツを脱ぐお手伝いを進めていきますが…。
吉田さんの顔がひきつります…!
リビングで朝食の準備をします。吉田さんの手元には見慣れない形のフォークが。
歯磨きも装具に固定することで、握らずにご自分で可能になります。
朝の身だしなみの大切な一コマ。下田さんは慣れた手つきで髭剃りを動かします。
モーニングルーティンは終了!吉田さんはこれから出勤です!
ボディメカニクスから、利用者目線に立った介護まで、利用者さんにとっても、職員にとっても“気持ちいい介護”でした。
体験させていただき、ありがとうございました!
でぃぐにてぃ からのお知らせ
①FUKUSHI MEETSに出展します!
2022年新卒向け福祉就職フェア、FUKUSHI meets! 2022 ONLINE に出展します!
でぃぐにてぃは 2/19(金)、2/25(木)に出展します。
参加無料で、当日参加も可能だそうです!
この機会に就活の悩みを解消しちゃいましょう!
詳細&お申し込みはこちらから!
②でぃぐにてぃの企業説明会&相談会、やってます!
日曜以外毎日、でぃぐにてぃの企業説明会を開催しております!
参加してくれた学生さんには、UberEatsで好きな料理をデリバリーしちゃいます!
料理を食べながら、疑問や不安を1~3年目の先輩スタッフに相談してみませんか?
詳細&お申し込みはこちらから!
また、代表の吉田さんはTwitterをやられています!
DMなどでも、学生の皆さんのでぃぐにてぃ に対する質問にも快く答えてくれる(はず)!!
最後に、インタビューに快く引き受けてくださった吉田さん、職員の皆さん、本当にありがとうございました!
この記事を書いた人
KAIGO LEADERS学生チーム/株式会社Blanket インターンメンバー
介護の可能性をもっと知りたい!伝えたい!
そんな思いでこのプロジェクトに参加しています!