MAGAZINE 読みもの

click me!
インタビュー

1人1人と向き合う介護。「生活の営み支援」とは(株式会社NGU-神奈川県横浜市)|事前インタビュー

日本各地の「ココロオドル介護・福祉の実践」をお届けする「全国介護・福祉事業所オンラインツアー」

シリーズ3回目となる11/27のオンラインツアーは、「ひとりひとりの声をたいせつにした関係・生活づくりの実践」がテーマです。

この記事では、ゲストの事前インタビューから、イベントの見どころをご紹介!
今回ご紹介するのは、株式会社NGUの代表である山出貴宏さん。「生活の営み支援」をキーワードに、1人1人と向き合う支援を行われています。

もう申し込んだ!という方も、参加を迷っている方も、ぜひチェックしてくださいね。

自立支援?いや、「生活の営み支援」です。

山出さんが大切にしているのは、利用者さまの自立支援ではなく、生活の営み支援。
支援・ケアの本来の目的は「自立すること」ではなく、「生活の営みを継続し、生活を豊かにすること」だから。と山出さんは言います。

介護は「死に向かう究極のサービス業」。だからこそ、「生活がいかに豊かになるか」ということに着目しています。利用者さんの今できることを「自立支援」として支援することが、その先々を見ると、かえって機能低下を引き起こし、できていたことをできなくさせてしまう場合もあるのです。だから今できることも、その行動が間違っているとわかれば、利用者さんにやめてもらうこともあります。その代わりにもっとできやすいことを伝わるまで伝えています。
生活の営みは死ぬ瞬間まで続きます。だからこそ、「今」できることをやってもらうよりも、できることが「1分でも1秒でも長く続く」ような日常生活を大切にした支援を行っています。

1人1人と向き合うとはどういうこと?

山出さんが「生活の営み支援」で大切にしていることは、日常生活です。イベントのような取り組みも行われていますが、もっと大切なのは、日々のかかわり方。それがあっての取り組みでないと、日々の生活が続かないから。と山出さんは言います。
現状を見て対処する支援ではなく、「なぜできないのか。どうやったらできるのか」根本的な原因を見つけ、支援を行うことで、こんな利用者さまの事例もご紹介いただけました。

・1人で立ち上がれない方に対して、体を支えるのではなく、その人が立ちやすいやり方を考え声掛けすることで、立てるようになった

・1人で食べられない方に対して、食べ方を支援するのではなく、食べやすい座位姿勢を提供することで、1人で食べられるようになった

実際に利用者さまが1人で立ち上がれるようになったときのお写真を拝見しましたが、「立てた!」と言いたげな利用者さまの得意げな顔はとっても素敵でした。

山出さんのお話を聞けば、「1人1人と向き合う介護とはどういうことなんだろう?」という疑問も解消されるのではないでしょうか?

すぐに学びたくなる!目からうろこ!の山出さんのお話を要チェック!

このような利用者さまの事例が多くあるのは、介護技術があってこそ。「介護技術を知ると介護がもっと楽しくなる。」と山出さん。
実際に山出さんのお話を聞いた方からは、「介護技術を学びたくなる!」「目からうろこの発見が多い!」というお声が多いそうです。

全取り組みで介護技術を重要視しています。技術があっての認知症ケア、技術があってこそのイベントなどの取り組み。ハード面・ソフト面でイベントのようなものはできないところもある。でも「人としてのかかわり方」はどこでも一緒だと思います。

少しでもお話を聞いてみたい!と思った方は、ぜひ以下からお申し込みください。

登壇者情報

株式会社NGU  代表取締役
山出貴弘

・介護福祉士・社会福祉主事・福祉用具専門相談員
・認定自律介護技術1級
・認知症キャラバンメイト
・認知症実践者リーダー研修修了
□横浜市多業種交流会 浜CHAN 事務局長
□NPO法人 認知症フレンドシップクラブ横浜事務局代表
☆著書 よくある場面から学ぶ 認知症ケア (中央法規出版)

専門学校の医療福祉科で医療ソーシャルワークを学ぶ。卒業後、建築会社に就職し現場で一般建築・バリアフリーに携わる。その際、当時のCMとバリアフリー施工でのやり取りで「その人」に合った施工ではなく、決められた取付寸法でと言われることに疑問を抱き「介護の現状を知るため」25歳で介護社会に足を踏み入れる。
在宅・入所で介護の現状を知り・介護のかかわり方や在り方・おかしな常識・人間関係など「様々なことに強く疑問を抱き」「少しでも長く住み慣れた街で暮らし続けられる」ために歩めるキッカケを創ろうと35歳で独立し、神奈川県横浜市泉区に株式会社NGUを設立。
□地域密着型通所介護 生活維持向上俱楽部「扉」・「匠」
□訪問介護      生活維持向上俱楽部「心」
□居宅介護支援    生活維持向上俱楽部「栞」 を運営。
https://ngup.jp/

イベント概要

■日時
11月27日(土) 13:30~16:30

■申込
\20代までの学生さんは参加無料!/
お得な団体割チケットもご用意しました。
下記リンクよりお申込みください。
https://klonlinetour3.peatix.com/

■チケット概要
一般チケット:1,500円
団体割チケット:2,000円 ※3名様まで
録画チケット:1,500円
学生チケット:無料 ※20代までの学生に限る

※チケット購入いただいた方に2週間の期間限定で当日のイベントの録画映像を共有いたします。
(イベント終了後2,3日後にお送りさせていただく予定です)
※決済後の返金対応は行なっておりませんので、予めご了承ください。

【オンライン開催について】
「Zoom」というシステムを利用して実施いたします。
PCから参加される方は、当日配信しますURLをクリックすると参加できます。
スマートフォン・タブレットをご利用の方は、事前に専用アプリのダウンロードをお願いします。
ダウンロード:https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
※配信URLはお申込みいただいた方に当日開催1時間前頃を目処にメールにてお伝えいたします。
※参加はPCからを推奨します。

【クラウドファンディングの参加チケット購入者の方へ】
KAIGO LEADERSが実施したクラウドファンディングのリターン品となるイベント参加チケットをお持ちの方は、本イベントに無料でご参加頂くことが可能です。
チケットご使用希望の方は、
以下のアドレスに①〜④の情報をお送りください。
①お名前・②ご所属・③メールアドレス ④ご希望のイベント日程
連絡先:kaigoleaders@blan-ket.com
件名:11/27 全国介護・福祉事業所オンラインツアー 申込みについて

この記事を書いた人

中島ふみか  NAKAJIMA FUMIKA
医療福祉関連企業の人事・広報/KAIGO LEADERS PR team

この記事を書いた人

中島ふみか

中島ふみかNAKAJIMA FUMIKA

教育・人材会社で働く会社員KAIGO LEADERS PR team

誰かの魅力や想いを代弁し届けます/KAIGOの面白さを知りたい、伝えたい

この記事のタグ