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「ダブルケア」研究の第一人者に学ぶ! 全国29万人存在する「ダブルケア」~一人ひとりが明日からできること~

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「ダブルケア」研究の第一人者に学ぶ! 全国29万人存在する「ダブルケア」~一人ひとりが明日からできること

介護・福祉職の皆さん!

「このご家族なかなか連絡とれないな~」
「あまり会いに来ないなー」
と思ったこと、ありませんか!?

もしかしたら、そのご家族、ダブルケア状態にあるかもしれません。ダブルケアとは、育児や介護等の両立状態にある人のことをいいます。ダブルケアラーは、全国的に増えており、29万人いると推計されました。現在、団塊の世代が75歳以上になっています。高齢化が進み、介護を必要とする高齢者がますます増えています。そして、団塊の世代の子供、団塊ジュニアの世代は50歳程度であり、晩婚化した現在では子育て中の方も多いです。

ダブルケアラーは、様々な要求に応えていく必要があります。そのため、自分の時間がとりにくい辛さなどがあります。
「一人で遊んでいた子供が怪我をして泣いているので、なだめて応急処置して家に戻った。ふと気づくと、認知症の母親が外に出ていて帰ってこれず、みんなで探すことになった…」

「おばあちゃんをデイケアに送った後、熱を出して学校を休んでいた子供を病院に連れていった。帰ってきてからお昼ご飯の準備をして、子供に食事と薬をとらせた。その後、片付けなど家事をしていたら、いつの間にかおばあちゃんがデイケアから帰る時間になっていた…」

ここに書かせていただいたのはダブルケアラーのエピソードの一部です。

ダブルケアの家族は、気を抜けない状態だけではなく、周囲の無理解からくる孤独、介護費用と育児費用の経済的負担、高齢者福祉と児童福祉の窓口が分かれていることによる時間と体力の消費など、様々な困難を抱えています。

今回、ダブルケアの第一人者の相馬直子先生をお呼びして、ダブルケアについて学ぶ場を作りました。
相馬先生は、全国で初めてダブルケアの研究を行い、実態を明らかにしました。
皆さんがダブルケアについて学び、ダブルケア家族の事情を知ることで、明日からできる介護・福祉職側とダブルケア家族側の“橋渡し”が見つかるはずです。

ぜひ、共に学びましょう!

ゲスト情報

相馬直子(そうまなおこ) 氏
横浜国立大学大学院国際社会科学研究院教授


専門は福祉社会学、社会政策、ケア研究。主な著書に
親密性の福祉社会学―ケアが織りなす関係J
(執筆、庄司洋子編、東京大学出版会、2013年)「社会が現れるときJ(執筆、若林幹夫・立岩真也• 佐藤俊樹編、東京大学出版会、2018年)「子育て支援を労働として考える」(松木洋人と共編、勁草書房、2020年)「ひとりでやらない 育児・介護のダブルケア」(山下順子と共著、ポプラ社、2020年)など。

イベント概要

〈日時〉
2024年2月11日(日)  am10:00〜11:30

〈定員〉
オンライン:100名

〈料金〉
¥1,000
介護のオンラインコミュニティSPACEのメンバーは無料です

申し込み

▼下記ボタンよりお願いいたします。

※アーカイブ動画はイベント終了後、2週間限定で共有させていただきます。
 介護のオンラインコミュニティSPACEにおいては、期限なく、いつでも視聴いただけます。

【オンライン開催について】
「Zoom」というシステムを利用して実施いたします。
PCから参加される方は、当日メールで配信しますURLをクリックして頂くと、そのままシステムがダウンロードされ、参加できます。
スマートフォン・タブレットをご利用の方は事前に専用アプリのダウンロードをお願いします。
ダウンロード:https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
※参加URLはpeatixからご確認ください。