介護リーダーの仕事術 #05  -小さな成功体験からチームを育む介護リーダーのあり方

あなたは、リーダーになりたいですか？
リーダー職についているあなたは、この先もリーダーを続けていきたいですか？

KAIGO LEADERS LAB.で介護職を対象に実施した意識調査によると、チームリーダー等の役職に「就きたい」と回答した方は32%に留まりました。目の前のご利用者の想いに寄り添い、その人らしい暮らしを叶えていきたい。そう思った時、リーダーという立場で現場をリードしていくのは一つの手段。しかし実際は、自分のケアに自信がなかったり、仕事内容に負担が多いように感じたりと、リーダーになることに対してネガティブな印象がある方も多いのではないでしょうか。

全国の介護職やリーダーの悩みごとを一緒に解決していこう！と昨年9月にスタートした「介護リーダーの仕事術」では、介護現場でリーダーとして活躍している方々がゲストとして登壇します。

第5回のゲストは、鞆隼人さんです。大阪にある特別養護老人ホームでユニットリーダー兼フロアリーダーをされています。 リーダーの仕事を任されたのは25歳。手に職を、と始めた介護の仕事。無理やり風呂に入れられているおばあさんを見るのが嫌だったと言います。ほんの少しのケアの工夫で気持ちよく入っていただくことができ、初めて感謝の言葉をもらった経験をきっかけに、介護の仕事にのめり込んでいった鞆さん。

「 自分自身はすごく優秀な介護職でもないのですが、それでも1人からでもできることはたくさんあって、やりたいケアを形にしていくことはできると思っています。」と鞆さんは語ります。

「よくしたい、変えたい。」
そう思った時、課題にばかり目を向けるのではなく、出来ることから丁寧に積み重ねていくことで、改革をされてきました。確実にケアの改善を続け、スタッフとの関係をゆるやかに育みながらも、「介護は楽しい」としんどさを全く感じさせない若手リーダー、鞆さん。イベント当日は、新人リーダー期の失敗から、役職に就いても変わらない想い、介護の仕事もリーダーの仕事も楽しむために心がけていることなど、たくさん伺っていきたいと思います。

介護職としての自分の未来、関わっているご利用者の未来、そして事業所（フロア）のこれからに不安を感じているみなさんへ。
いつもの職場から一歩踏み出してオンラインで集ってみませんか。
ご参加お待ちしています。