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【4週連続オンライン開催】KAIGO LEADERS FORUM 2020 – WITHコロナ時代の介護を考えよう。-

その他

“100年に1度の危機”とも言われる新型コロナウイルスは
私たちの仕事・生活などさまざまなところに影響を及ぼし、
多くの大切な命も奪っていきました。

介護現場においては、自分自身や利用者への
感染リスクを感じながら働くプレッシャー、
学校休校の影響で出勤できない職員や感染疑いで
2週間休まざるを得ない人が出たりとシフトが安定せず
身体的にも負荷がかかる日々が続いています。

緊急事態宣言が解除されてからも、第二波・第三波を警戒する状況は続き、
介護・福祉の現場においては予断を許さず、
ウイルスと付き合いながら暮らしを支えていかなければなりません。

WITHコロナ時代の「介護」のあり方をゲストと共に考え、
これからの社会を生き抜く思考のヒントをつかむ時間を
4週連続オンライン開催でお送りします。

❶7/4 介護現場の変化に迫る!あおいけあ・はっぴーの家ろっけんの“今”

世界からも注目を集める介護施設「あおいけあ」、福祉の領域を超えて注目が集まる介護付きシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」。2つの施設に共通するのが、「地域住民とのつながり」。要介護者と専門職だけの空間に閉ざさず、地域住民が気軽に立ち寄り、思い思いに過ごせる場の可能性に多くの人が注目してきました。しかし、新型コロナウイルスの影響で物理的に「つながり」を遮断せざるを得ない中、2つの施設の“今”に迫ります。

《ゲスト》
株式会社 あおいけあ 代表取締役 加藤忠相
株式会社Happy 代表取締役 首藤義敬

❷7/11 環境の変化が激しいときの自分の心との付き合い方

なんだか最近元気が出ない…正直疲れたなあ…そんな気持ちを抱いていませんか?環境の変化の激しい今だからこそ、自分の不安な気持ちや感情とうまく付き合っていくことが大切です。しかし、利用者のために、仲間のためにと、責任感が強い人ほど自分の不調に蓋をして頑張りすぎてしまっている人も多いのではないでしょうか。新型コロナウイルスと長く付き合って行かなければならない状況だからこそ、自分の気持ちに無理をしすぎず、自分の心との付き合い方を一緒に学んでみませんか?

《ゲスト》
内科医・心療内科医・産業医 鈴木裕介

❸7/18 ソーシャルディスタンス介護 

新型コロナウイルスの感染対策として「ソーシャルディスタンス」という言葉が生まれ、人と人とが距離を取ることが感染対策として広がってきました。しかし、介護の仕事は「3密」を避けることはできません。そんな状況の中で生まれたのが、「距離の葛藤」。介護職と利用者の距離、家族との距離、地域の人との距離、今だからこそ「人の暮らしにとって心地の良い距離感とは何か」、当日は介護職が抱く葛藤をもとにみなさんと考えていきたいと思います。

《ゲスト》
社会福祉法人愛川舜寿会 常務理事 馬場拓也

❹7/23 感染対策と高齢者の暮らしの質は両立できるのか?

新型コロナウイルスの影響で感染対策が最優先され、制限ばかりな暮らしを強いられる状況下において介護施設での高齢者の暮らしの関わり方に戸惑う介護職も少なくありません。感染対策のため、入居者の人との関わりや行動を制限することは命を守る上で重要なことだと思いますが、生活の彩りが失われているようにも感じられます。限られた時間に寄り添う介護職だからこそ、感染対策とその人らしい暮らしを支えることの両立について考えていきたいと思います。

《ゲスト》
株式会社シルバーウッド 代表取締役 下河原忠道
沖縄県立中部病院 感染症内科 高山義浩

【ゲスト紹介】

❶介護現場の変化に迫る!あおいけあ・はっぴーの家ろっけんの“今”


加藤忠相 株式会社あおいけあ 代表取締役
1974年生まれ。東北福祉大学社会福祉学部社会教育学科卒業。 大学卒業後に横浜の特別養護老人ホームに就職。3年後退職し平成13年に株式会社あおいけあを設立。「グループホーム結」「デイサービスいどばた」の営業をはじめる。平成19年より小規模多機能型居宅介護「おたがいさん」を開始。平成24年11月に「かながわ福祉サービス大賞~福祉の未来を拓く先進事例発表会~」において大賞を受賞。平成29年4月「おとなりさん」開所。
【主な活動】 NHK「おはよう日本」「あさイチ」「時論公論」、NHKEテレ「ハートネットTV」、フジテレビ「特ダネ!」などで取り組みを紹介されるほか、朝日、神奈川、読売、産経新聞等のメディアや多くの雑誌での特集されている。漫画『ほっと介護日誌』で「奇跡の結婚式」が漫画化。2017年公開映画『ケアニン~あなたでよかった』のモデル事業所。著作『あおいけあ流介護の世界』出版。NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀~ “あなたらしさ”は、ここにある 介護施設経営者・加藤忠相」H28.10.3放送。日経ビジネス「次代を創る100人」に選出。日本テレビ「ニュース深層~幸せな介護~」生出演H29.6.28 朝日新聞フロントランナーに掲載H30.1.20  漫画『あおいけあ物語』連載開始H30.6.1『葵照護』(台湾版あおいけあ流介護の世界)出版H30.6.1 ドキュメンタリー映画『僕とケアニンとおばあちゃんたちと。』H31.3月公開予定  Ageing Asia Global Ageing Influencer 2019(アジア太平洋地域の高齢化に影響を与えている最も影響力のある指導者)に選ばれる


首藤義敬 株式会社Happy 代表取締役 
23歳の時に、遊休不動産の活用事業や地元である神戸市長田区を中心とした空き家再生事業を開始、27歳で法人化。
自身の育児の課題解決も兼ねて、自らの生い立ちから多世代でシェアで暮らす昔の長屋のようなライフスタイルを提案。
企画段階から保育園児・学生・主婦・クリエイター・外国人等、多様なバックグラウンドをもつ地域住民で事業計画とコンセプト策定を行いスタートした多世代型介護付きシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」は、現在、NHKをはじめとする各種メディアの取材が相次ぎ、看板も広告もしないのに全国から視察が絶えない話題のスポットになっている。

❷環境の変化が激しいときの自分の心との付き合い方


鈴木裕介 内科医・心療内科医・産業医
2008年高知大学卒。内科医として高知県内の病院に勤務後、一般社団法人高知医療再生機構にて医療広報や若手医療職のメンタルヘルス支援などに従事。2015年よりハイズ株式会社に参画、コンサルタントとして経営視点から医療現場の環境改善に従事。2018年、「セーブポイント(安心の拠点)」をコンセプトとした秋葉原saveクリニックを高知時代の仲間と共に開業、院長に就任。また、研修医時代の近親者の自死をきっかけとし、ライフワークとしてメンタルヘルスに取り組み、産業医活動や講演、SNSでの情報発信を積極的に行っている。NPO法人soarなど複数の組織の産業医も務め、メンタルヘルス対策に務める。2020年1月に初の単著「NOと言える人になる〜他人のルールに縛られず、自分のルールで生きる方法〜」をアスコム社より出版。同年4月に著書「メンタル・クエスト〜心のHPが0になりそうな自分を楽にする本〜」を大和出版より発売予定。ゲーム「スプラトゥーン2」を心から愛し、プレイ時間は2000時間超。

❸ソーシャルディスタンス介護


馬場拓也 社会福祉法人愛川舜寿会 常務理事
1976年神奈川県生まれ 大学卒業後イタリアのファッションブランド「ジョルジオ アルマーニ」にてトップセールスとして活躍した後、2010年34歳の時に2代目経営者として現法人に参画。2015年 全国20の社会福祉法人共同プロジェクトで写真×論考の書籍「介護男子スタディーズ」を出版。2016年には建築家・造園家・大学生らと共に、特養を囲う壁を取り払い、空間デザインから精神的“距離”を再考するプロジェクト【距Re:Design Project】にて「ミノワ座ガーデン」と「ミノワセパレイ戸」を完成させた。2017年より公民館にて地域の語り場「あいかわ暮らすラボ」を運営。2019年「カミヤト凸凹保育園+凸凹文化教室」を開園。障害の有無によらず0~18才が通うインクルーシブ保育を実践している。日本社会事業大学専門職大学院 福祉マネジメント修士課程修了。編著に『職場改革で実現する 介護業界の人材獲得戦略』(幻冬舎、2015)

❹感染対策と高齢者の暮らしの質は両立できるのか?


下河原忠道 株式会社シルバーウッド 代表取締役
一般社団法人高齢者住宅協会理事.高齢者住まい事業者団体連合会(高住連)幹事.2000年株式会社シルバーウッド社設立.薄板軽量形鋼造構造躯体システム開発.特許取得に成功. 同構造の躯体パネル販売開始. 2011年直轄運営によるサービス付き高齢者向け住宅「銀木犀」を開設. 12棟の高齢者住宅の経営を行う. 2016年VR認知症体験会を開始.全国延べ65.000人を動員. 著書:「もう点滴はいらない」(ヒポサイエンス


高山義浩
沖縄県立中部病院感染症内科・地域ケア科 副部長
沖縄県保健医療部地域保健課 主幹
厚生労働省医政局地域医療計画課 技術参与
日本医師会総合政策研究機構 非常勤研究員
地域医療から国際保健、臨床から行政まで、まとまりなく活動。行政では、厚生労働省においてパンデミックに対応する医療体制の構築に取り組んだほか、少子高齢社会に対応する地域医療構想の策定支援などに従事してきた。臨床では、感染症を一応の専門としており、地域では、在宅医として地域包括ケアの連携推進にも取り組んでいる。著書に『アジアスケッチ 目撃される文明・宗教・民族』(白馬社、2001年)、『地域医療と暮らしのゆくえ 超高齢社会をともに生きる』(医学書院、2016年)、『高齢者の暮らしを守る 在宅・感染症診療』(日本医事新報社、2020年)など。」

イベント詳細

【日時】

4週連続オンラインにて開催します!
❶7月4日(土)  19:00〜21:00
❷7月11日(土) 19:00〜21:00
❸7月18日(土) 19:00〜21:00
❹7月23日(木) 19:00〜21:00

【オンライン開催について】

「Zoom」というシステムを利用して実施いたします。
PCから参加される方は、当日配信しますURLをクリックして頂くと、そのままシステムがダウンロードされ、参加できます。
スマートフォン・タブレットをご利用の方は、事前に専用アプリの ダウンロードをお願いいたします。
※配信URLはお申込みいただいた方に当日18時頃を目処にお伝えいたします。
※参加はPCからを推奨します。

【参加費】

一般:各回 2,500円
●割引について
2回チケット:4,500円(500円OFF)
3回チケット:6,500円(1000円OFF)
4回チケット:8,500円(1500円OFF)
※申し込みフォームにて参加希望の回をお選びください。

●学割:1,500円(10代‐20代の学生の方限定)
※学生で複数回参加を希望される方は、複数枚購入ください。

●法人チケット:10,000円(最大5名まで)
※法人の仲間と参加すると、1名様分お得になるチケットです。最大5名様までご参加いただけます。
※5名以上で参加する場合は複数枚チケットのご購入をお願いします。
※申し込みフォームにて参加希望の回をお選びください。

【お申し込み】

peatixでのお申込みをお願いします。
オンライン開催についてご不明点ござましたら遠慮なくお問い合わせください。

※決済後の返金対応は行なっておりませんので、予めご了承ください!ただし、シフト制でスケジュールが直前までわからない方は以下の対応とさせていただきます!

【オンラインコミュニティ「SPACE」について】

KAIGO LEADERSのオンラインコミュニティ「SPACE」に参加(月額2,000円)すると、
無料で希望するイベントをご覧いただけます。
6月25日までにお申し込みいただくと、7月1日からご参加可能です。
但し、コミュニティの参加の継続を希望される方のみお申し込みください。
オンラインコミュニティ「SPACE」詳細

【シフト制の方へ】

6月末まで7月のシフトが分からないという方は、【6月末】までにキャンセルのご連絡頂けましたら返金対応させて頂きますので、参加したいと思って頂いている方はお席の確保をお願い致します。キャンセルのご連絡は『peatix』の問い合わせよりお願い致します。
※但し、以下の場合は返金手数料としてキャンセル1件につき500円の手数料が発生しますので、ご注意下さい!
(1)クレジットカード払いにて支払日から50日以上経過している場合
(2)コンビニ・ATM払いでチケットを購入した場合
http://help.peatix.com/customer/portal/articles/151985

【クラウドファンディングの参加チケット購入者の方へ】

KAIGO LEADERSが実施したクラウドファンディングのリターン品となるイベント参加チケットをお持ちの方は、本イベントに無料でご参加頂くことが可能です。
チケットご使用希望の方は、
以下のアドレスに①〜④の情報をお送りください。
①お名前・②ご所属・③メールアドレス ④ご希望のイベント
連絡先:kaigoleaders@blan-ket.com
件名:KAIGO LEADERS FORUM 2020 申込みについて

みなさまのご参加をお待ちしております!!