
わたしらしい「はたらく」を考える。介護の様々な働き方を知ろう。(STYLEs1レポート)

介護職向け転職サイト「ケアスタイル」を運営するインフォコム株式会社主催のイベント「STYLEs_1 ~わたしらしい“はたらく”を再発見! 介護・福祉の交流会~」をKAIGO LEADERSがプロデュースさせていただきました。
STYLEsは、介護・福祉の仕事をしている人を対象とした、交流イベントです。
一口に「介護の仕事」といっても、働き方は様々。
このイベントでは、
・多様な介護現場で働く人たちのパネルディスカッション
・仕事観を考えるワークショップ
・参加者同士の交流・対話
といった内容を通して、自分自身の「はたらく」を楽しみながら考えていきます。
介護の職場も十人十色。多様な働き方を知ろう。
プログラムの第一部は、5つの形態の介護事業所で働く若手職員によるパネルディスカッション。
「介護現場で働く20代・30代のホンネ」というテーマで、様々なサービス形態で働く若手の介護職がなぜその選択をしたのか?
リアルな仕事の悩みや、これからのキャリアについての考えを語ります。
KAIGO LEADERSからは、3名の運営メンバーが参加しました。
もんよこと北村紋世からは、グループホームでのお仕事を紹介。
小規模ながらのアットホームな関係性の中、地域とのかかわりも意識しながら、利用者・スタッフ双方が気持ちよく過ごせる場所を意識しています。
有料老人ホームの管理者をしているはるな(吉田春菜)。
生活の場なので、一日と同じ日はなく、毎日変化の連続。
お元気な方から、介護が必要な方まで幅広く出会えるのが魅力です。
地域密着型のデイサービスで働くまつもっちゃん(松本悠暉)
入所施設と比べると、お元気な方が多く、施設も街の喫茶店のような雰囲気。
利用者のニーズに合わせて、楽しみながら運動をしてもらい、元気になってもらうことがやりがい。
その他にも、訪問介護事業所でサービス提供責任者をする渡辺さん、特別養護老人ホームの施設長・小島さんにもお話頂きました。
自宅でその方らしい生活を続けられるように支援するのが仕事です。
自宅に伺って、今までの生活を知るからこそ、より深いかかわりをすることが出来ます。
「終の棲家」と呼ばれる特別養護老人ホーム。
その方の最期を迎える時に立ち会うことが、難しさでもあり、やりがいです。
イベントの参加者の皆さんの多くは、介護の現場で働く経験のある人たちですが、自分が携わったことのない形態のサービスのお話は新鮮だったり、同じ形態であっても違いを発見したりと、真剣に耳を傾けてくださったようでした。
知っているようで知らない介護の仕事の多様なカタチ。普段の職場を一歩飛び出して、色々な人と話を聞くことで、新たな発見も多くあるのではないでしょうか。
ワークで見つける「わたしのシゴト観」!
第二部は、自分自身の「シゴト観」を探るワークショップ。
参加者の皆さんには、まず介護現場で働く9人の個性的な「ナカマ」の“シゴト観”が書かれたカードから、「共感できる人・できない人」のカードを選択してもらい、選んだカードについて対話をしてもらいました。
このワークショップでは、どの人物がよい・悪いということを議論するのではなく、カードのチョイスを通して、「自分自身が大切にしていること」を探っていきます。
同じように介護の現場で働いている人でも、共感できる・できないポイントは人それぞれ。
一見、自分とは全く違うチョイスをした人でも、「なぜこのカードを選んだか?」という理由をお互いに共有すると、自分とは相いれない考えにも納得できることも多くあります。
多種多様な「シゴト観」に触れ、参加者の皆さん同士で対話をすることで、「自分が働く上でどんなことを大切にしているのか、こだわっているのか」という、普段はなかなか考えないことへの気づきが多くあったようでした。
ワークショップの後半は、を通して感じた「私が働く上で大切にしたいこと」をシートに記入し、共有してもらいました。
人それぞれの「大切にしたい想い=シゴト観」が表現され、会場はとても盛り上がっていました。
仕事を通して、何を実現したいか、何を大切に働きたいかは人それぞれであり、多様です。
だから、「一般的に」「世間的に」よいとされているものが、あなたにとって本当によいものとは限らない。
自分の「こだわり」をしっかり理解し、それにあった選択をしていくことが、よりよいキャリアデザインにつながります。
プログラムの最後には、ワークショップの進行を務めた野沢より、キャリアデザインのポイントを解説させていただきました。
「楽しかった!」「またほかの人とやってみたい!」といった声も多くいただいたので、また別の機会に実施できればと考えています。
初めての開催となったSTYLEs。
大切なことだけれども、普段はなかなか考える機会の少ない自分自身の「働く」について、楽しみながら考えるきっかけになったのではないかと思います。
ご参加・ご登壇いただいた皆さん、主催のケアスタイルの皆さん、どうもありがとうございました!
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今回のイベントを主催されたケアスタイル(運営:インフォコム株式会社)は、メッセージ機能を通じて気軽に採用担当者とやりとりができ、自分に会った働き方や、理想の職場を探せる介護業界のキャリア支援サービスです。
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写真撮影
近藤 浩紀/Hiroki Kondo
HIROKI KONDO PHOTOGRAPHY