【KAIGO MY PROJECTインタビューvol.3】山本健治 目指せ!オンリーワン介護士!


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プロジェクト名:目指せ!オンリーワン介護士!

山本健治 グループホーム 介護スタッフ

 

秋本:山本さんのマイプロを教えて下さい。

 

山本:介護士が趣味や特技を活かして、その人にしかできないケアを提供する『目指せ!オンリーワン介護士プロジェクト』です。KAIGO MY PROJECTの期間中は、まずは自分が「オンリーワン介護士」になろうと思い、趣味のアロマの知識と、以前の職場でやっていたオイルマッサージとタクティールケアを合わせ、「いやしの介護士」を目指し、自身の現場のご利用者様や職員に実践しました。

 

秋本:なぜ、そのプロジェクトをやろうと思ったのですか?

 

山本:私は幼い頃から、人と同じであることが嫌で、自分にしかできないことや、周りの人がやったことのないことに興味がありました。しかし、介護の現場で働き始めてからは、自分が主役ではなく、ご利用者様が主役であるため、自分を表現出来ないと感じていました。一緒に働いている人も、1人1人が特技や強みを持っていて、それがもっとケアに活かせたらもっと楽しくなるのではないかと思い、プロジェクトを始めることにしました。

 

秋本:オンリーワン介護士として一歩目に何をしましたか?

 

山本:まずは「マッサージ介護士!!」と書いた名札を作って、ネームカードの上に貼りました。しかし、スタッフにも何も触れてもらえませんでした。予想以上に反応がなくて、ちょっと寂しかったです。

 

秋本:あれは正直、反応し辛かったと思いますよ。(笑)まさか付箋で作るなんて誰も予想していませんでしたね。(笑) Facebookのグループページで山本さんが投稿してくれたとき、コメントの盛り上がりが凄かったですね。(笑)ただ、ここでめげずにすぐに次の一歩に踏み出しましたよね。

 

山本:はい。まずはご利用者様にマッサージを実施させて頂きました。

 

山本:ご利用者様には「気持ちいい〜」と、大変喜んで頂いたのですが、すぐに上司から指摘を受けました。60代の13年間勤続のベテラン介護士で、「机が汚れる」「私はこの匂いが好きじゃない」「ご飯を食べる前に手を洗う手間が増えるじゃない」と真っ向から否定されてしまいました。

 

「すべてスタッフの都合じゃん!」と、内心では憤りを感じていました。ベテラン介護士の言葉に、他のスタッフは見て見ぬ振りという感じで、言い返したいのにその場では何も言えませんでした。

 

秋本:その日にすぐにFacebookのメンバーのグループページに投稿してくれましたね。

 

山本:グループページで一連の流れを全て報告させて頂きましたが、メンバーからのコメントにとても勇気づけられ、ここで諦めたらダメだと思いました。コメントでの会話の中で、ベテラン介護士に「スタッフにやってあげたら!むしろ私にやって」と言われたのを思い出し、次の日上司に「やらせて下さい!」とお願いにいき、マッサージをやらせて頂いたら、「すごい気持ちいい。またやって」と言われました。

 

秋本:本当にすごい。そのあとご利用者様への実施はできましたか。

 

山本:それが、「今の棟のご利用者様は反応が薄いから、他の棟のご利用者様にやればいいんじゃないの?」って言われて、まだできていません。やっぱり極力無駄なことは増やしたくないのだと思います。

 

秋本:・・・。

 

山本:なのでできるところからやろうと思い、今は他の棟のスタッフの人にまずは体験してもらっています。5月のガーデンパーティー(ご家族を呼んでやるイベント)でやりたかったのですが、時間的な問題と、僕がイベント運営担当だったために、個人で動ける時間が取れず、できませんでした。つい先日、会社でマッサージを使ったタクティールケアを今後やっていくかもしれないという告知があったので、理事長にタクティールケアの普及が必要であれば、僕にやらせてください!と、直談判の手紙を送りました。

 

秋本:おお、すごい!

 

山本:理事長から一か月以上立っても返事が来なかったのですが、先日施設長から、「タクティールケアの研修を受けて来て下さい!」と言われました。その後日、理事長から施設長に「行かせてやって欲しい」と言われたそうです。

 

秋本:理事長もしっかり山本さんのことを見てくれていたんですね。どんどん山本さんのマイプロがご自身の現場でカタチになってきていますね。KAIGO MY PROJECTの期間を経て、どんな変化があったのでしょうか?

 

山本:KAIGO MY PROJECTに参加した動機は、やりたいことを見つけたかったからです。参加前も、色々自分で考えて、自己分析はしていましたが、ずっと自分に自信がありませんでした。

自分が思うこと全てが正しいと思えなくて、本当にやりたいことってなんだろうと、迷っている状態でした。

 

実際に参加して、今壁に何度もぶつかりながらも挫けずに前に進もうと思える、やりたいことが見つかりました。だからこそ行動ができています。私自身の1番の変化は、自分が動き出せたことだと思います。今まで考えていただけで、何もできていませんでした。自分がどういうことが好きで、どういうことに喜びを感じるのか分かったのは、KAIGO MY PROJECTがあったからです。

 

ここには自分のことに真剣に向き合ってくれて、後押ししてくれる信頼できる仲間がいて、とても安心感がありました。これまでもずっと考えていたのに全く動けませんでしたが、応援してくれる存在がこんなにも大きいということを知りました。そんな仲間がいるということも、KAIGO MY PROJECTに参加する前とは大きな違いですね。

 

秋本:最後に、山本さんにとってKAIGO MY PROJECTって何ですか。

 

山本:人生の転機です。去年の6月にうつ状態になって、薬を全く呑まなくなったのが10月、KAIGO MY PROJECTに参加したのが今年の1月でした。うつ状態になったときは、不平不満しか言いませんでしたし、とにかく全てに置いてマイナスの感情しか持てませんでした。そんな自分にやりたいことが見つかって、それを周りの人に話して、承認してもらえて、前向きに行動ができるようになった人生の転機です。

 

秋本:ありがとうございました。

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