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コラム

日本福祉教育専門学校で授業に行ってきました!

6月16日、日本福祉教育専門学校の1年生2クラス合同の授業にて、KAIGO MY PROJECT(マイプロ)のワークを行いました。

KAIGO MY PROJECT体験イベントは毎月行っていますが、学校の授業内でマイプロワークを行うのは今回が初めて。
いつも20名前後の人数で行っていますが、2クラス計51名(当日参加者数)でのワークは初めてでした。

 

今回ご依頼頂いた先生からは、「入学して3ヶ月経過し、年代も10代から50代まで様々なことから固定したグループができて話す人が決まっているので、もってクラスが一体感を持って一緒に学べるような関係性を築けるような場をつくって欲しい」とご相談頂き、一度KAIGO MY PROJECTの体験イベントで先生にまずは体感頂いた上で、今回の事業を実施する運びとなりました。

 

お邪魔させて頂いた授業テーマも「人間関係とコミュニケーション」ということで、ワークを実施する過程で「聞き手」に意識して頂きたいことをお伝えしたり、シェアの時間はできるだけ多くの人と話ができるような設計で行いました。


マイプロワークのあとは全体でシェアを行いました。最後、全体の場にあがってきた気付きや感想をご紹介します。

 

話したことない人の話を聞いて、とても勇気をもらいました。

話をしているうちに考えがまとまってきて、色んな人の思いの深いところに触れることがなかったので、すごく感心させられたし、自分自身を見直したり、介護についてどう考えるかを改めて考える意識ができてきました。

みんなの話を聞いて、とても意外でした。今まで話したことない人が本当に色々考えているんだなってことを知って、見た目のイメージと全然違うんだなってことを話をしていて心の底から思いました。

みんなの話を聞いて、介護に対することが多くて、過去に何かがあったから利用者さんに何かやってあげたいとか、アルバムを作ってあげたいとか、普段結構おちゃらけているように見えている人が熱い気持ちを持って介護をやっていることを知って、この時間だけで泣きそうになりました。

普段ふざけているような人も話てみたらイメージが違ったり、話てみたら意外な一面がありました。全く話したことなかったけど、話してみたら共通する点があって、距離がすごく縮まった気がしました。

話した事のないメンバーとはじめて話したことでの気付きが大きかったのですが、話したことないメンバーの介護に対する真剣な話や、自分の悩んでいることを話すなかでストレスが発散できるコミュニティの場をつくれないかなどして、とても興味深かったです。

他の授業で、真面目にどういうところに住んでいてというようなヒストリーはやったけど、実際に自分のマイヒストリーをプロジェクトと結びつけてみると、そういった表面的なところでは出ていない、本当の人の内面みたいなものを書くようになって、それを聞いて、その人がイキイキと、どういう風に過ごして来たかが非常によくわかって面白いと感じました。プロジェクトのことは色んな過ごしてきた人生を考慮して色々プロジェクトを出して行く中で、非常に熱い思いを聞けました。こちらのグループはプロジェクトは介護だけではなく幅広かったのですが、色んなことを感じているんだな、実際にプロジェクトを是非実現して欲しいなと思いました。お互いにシェアして、メッセージカードを頂いたときに、非常に皆さんが肯定的にお互いに関わっていて、それを読んで自分のことを発表して良かったなと感じました。そういう風に受け入れてくれるのであれば、やってみたいなと非常に意欲が湧いてきました。こういう機会は非常に貴重だなと感じました。なかなか夢を語ったり、プロジェクトを語ったりすることはなかったのでとても新鮮でした。

この班で自分が一番不思議みたいで、そんな風に思われる事、そんなにも興味を持って聞いて下さることにとても驚きました。皆さんの話を聞く中で、それぞれ色んな特技を持っていて、それを上手くやれば必ず何か起業みたいなカタチでできるのではないかと思いました。
人のマイプロジェクトを聞いて、ある方が、「自分の好きなものを相手に知って欲しい」と言われていたのを聞いて、自分の好きなものを知って欲しいということは自分を知って欲しいということで、自分自身のことを知っもらうことは信頼に繋がると思いました。僕の中でそういう感情がなかったので、心を開いていくことが大事だなということを学びました。

初めて話した人たちだったのですが、発表する方は自分のヒストリーを話してくれるのですが、聞き手のときは質問したいことがすごくたくさんありました。プロジェクトの具体的な内容はあまり決まっていなかったのですが、質問の内容を答えていくうちにプロジェクトがどんどん具体化していって、実際に形にできそうというところまで見えてきました。

当日会場にいらっしゃった先生からは、「こんな雰囲気での授業は初めてでした。」とおっしゃって頂き、ご依頼頂いた澤先生からは、「普段自分だったら怒ってしまうところを、否定せずそれさえも受け入れ、上手く介入していて自分の授業での在り方を見直す機会になった」「来年は入学当初に是非行いたい」という有り難いお言葉を頂きました。

日本福祉教育専門学校の皆さん、ありがとうございました!

この記事を書いた人

秋本 可愛

秋本 可愛Kaai Akimoto

KAIGO LEADERS 発起人株式会社Blanket 代表取締役社長

「介護から人の可能性に挑む」をミッションに掲げ、若者が介護に関心を持つきっかけや、若者が活躍できる環境づくりに注力。

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